目を引くインテリアにはスパイスが必要です。幼少期の思い出の写真をフォトフレームに大切に飾り、ダイニングルームにはキャンドルスタンドを添えてやさしいキャンドルの光がそっと照らし、リビングにはフラワーベースに大輪の牡丹の花がゴージャスに生けられ上品さと気品さを部屋全体に醸し出します。
「ジャルダン・エデン」は、現代デザイン界の巨匠マルセル・ワンダース氏が設立し、ガブリエル・チアヴェ氏がクリエイティブディレクターを務める「マルセル・ワンダース スタジオ」により、2010年に製作されたカトラリー・コレクション。余計なものを削ぎ落したクリストフルのスタイルと一線を画すこのコレクションは大きな注目を集め、年月を経るなかで新たな世界への扉を開いていきました。格子の模様にロマンティックな草花をふんだんにちりばめたこのデザインは、空間を華やかに彩ります。
メゾン伝統のコレクションにその名を連ねるカトラリー・コレクション「パール」。1876年に誕生したこのコレクションには、ルイ16世様式に見られる典型的な装飾のひとつが優雅に採り入れられています。精巧な半浮き彫りでパールの連なりが表現されて各カトラリーを縁取る様は、まるでネックレスのよう。パールの写真立ては、結婚祝いや記念日のギフトとして人気のコレクションです。
エンパイア様式のカトラリーの優れた「お手本」です。その名は皇帝ナポレオン・ボナパルトと皇妃ジョゼフィーヌが好んだ離宮に由来します。そのモチーフ(水葉や透かし彫りの蓮の花)と装飾の左右対称構造は、エンパイア様式に特徴的なデザインです。