マルセル・ワンダース スタジオは、このクラシックな鳩時計に、洋服を着たアダムとイブを現代のカップルとして描き、モダンなオブジェとして生み出しました。 シャツとジーンズを来たアダムは、善悪の木に座りながらイブを待ちます。イブはスカートにヒールを履き、木の上からイブとリンゴを狙うヘビの下へ、毎時リンゴを持ってきます
ジャルダン・エデン 鳩時計
ジャルダン・エデン 鳩時計
クリストフルは、「ジャルダン・エデン」10周年を記念し、オート・オルフェブレリー作品を制作。
マルセル・ワンダース スタジオは、鳩時計というクラシックなオブジェに遊び心たっぷりの物語を吹き込み、アダムとイブを現代のカップルとして描き、モダンなオブジェとして生み出しました。


「今回の新しいデザインは、シルバースミスの職人技なくては、実現しなかったと思います。精神性と人間性の関係を表しながら、このような美しさを表現できる素材はシルバー以外では不可能だったでしょう。」
ガブリエル・チアヴェ(マルセル・ワンダース スタジオ クリエイティブディレクター)
精巧なメカニズム
この時計は手巻き鳩時計で、電気や電池の制約がない昔から続く伝統的な機械式時計です。
メカニズムとしては、時計につながれた鎖に重りを掛かっており、その重りを巻き上げることで、時間の経過と共に重りが重力の力で下がってきます。その動力を利用して内部機械の歯車を回転させ、時計の針などを動かします。時計は6日間に1度手動で鎖を巻きあげる必要があります。
長さ50cm、高さ25cm、奥行き18cm、重さ10.8kgのため、時計の土台を壁に設置する必要があります。
タイムレスピース
制作には合計135時間を要し、クリストフルの熟練シルバースミスの1人であるM.O.F.(国家最優秀職人章)職人とオートマトンメーカーの緊密な協力の成果であるこの唯一無二な作品には、クリストフルのシルバースミスとしてのノウハウ(組み立て、メッキ、研磨)と時計製造の専門知識が集約されています。